アユの産卵
備忘録 11月初旬から中流域で産卵が始まっています。 11月29日時点で、下流域の水温はまだ15℃と産卵の目安の13℃まではもう少し。 水中を覗いても、真黒に染まったサビアユはたまにしか見られません。 アユの群れ自体も少なく雌の姿ばかりが目立ちます。 中流域では14時から17時にかけて産卵が行われています。 もうそろそろ終了する頃でしょうか?...
View Articleシロオビハナダイ
伊豆半島のIOPや大瀬崎。伊豆大島、紀伊半島でしか生息報告のない珍しいシロオビハナダイです。 しかも生息水深が通常50m以深と、結構深場にいるハナダイなので、普通に潜っていてもなかなか目にすることができませんね。。。 体色の特徴はこの写真の通り、ドギツイ色をしています。 名前の由来にもなっている、体中央に入る白い帯が特徴的ですね。...
View Articleハゴロモハゼ属の1種
内湾の泥底で、たまーに観察できます。 体色は白っぽく、そして薄青い色をしていて、とってもはかなく綺麗な感じ。 でも眼は真っ黒で悪を感じます。 そして、第2背鰭、臀鰭、尾鰭に青色縦線があります。 いつも泥地で高くホバーリングしているので、結構目立つやつです。 今まで三保、獅子浜、紀伊大島なんかで見たことがありますが 最近は紀伊大島の内浦ビーチで、ここ数年年越ししている個体がいるので...
View Articleクルマダイ(幼魚)
コメント: 2年前にも、同じ須江の内浦で観察できました。 昨シーズンは現れませんでしたので、今回は2年振りの登場です。 しかも今シーズンは、合計3個体が観察できるそうで、この写真の個体は エントリー口から一番近くて、一番浅い水深のものです。
View Articleクルマダイ (写真:幼魚)
内浦ビーチでは最近常連になってきたクルマダイです。 すっごく大きな目が特徴で、それにちなんで英名にも “big-eye” を単語が使われています。 幼魚のうちは体長に比べての目の割合が大きく、その目がとても目立ちます また幼魚のうちにある白の横帯もとても可愛さを際立たせてますよね。 尾鰭にも暗褐色の斑紋が点在しているのも幼魚の特徴でしょうか。...
View Articleフトスジイレズミハゼ
3~5mの浅場の穴の奥の方に潜んでいる魚です。 同じ穴には、よくガンガゼなどのウ二の仲間や、ウミシダの仲間がいることが多く。 事前にほじくりだして、安全停止で戻ってきたときにじっくり観察すると効率いいですよ。 黄色い体色にグリーンの目がとってもかわいく、写真にとっても映えますよ。 イレズミハゼとよく似ていますが、項部の横帯は二叉し分岐点付近では後方のものが、前方のものより太いことで区別できるそうです。
View Articleハリヨ
このハリヨは環境省のレッドデータブックで絶滅危惧1A類にされていて、とっても希少な魚なんです。 なぜなら河川の水がとっても綺麗で水草の生い茂った湧水のみでしか生息できない魚なので、近年の環境悪化でどんどん生息数が減って来ています。 寿命が2年程度と短いのも生息数が減っている原因の一つなんでしょうかね?? 現在では滋賀県東部、岐阜県西濃地方の平野部でのみ生息が確認されています。...
View Articleウバウオ
ウミシダウバウオやハシナガウバウオというように、~ウバウオと名のつく魚の本家。 THE ウバウオ です! お腹には吸盤を持っていて、カジメやワカメなどの海藻の裏に良くくっついているのを見かけます。 特にダンゴウオやスナビクニンを探している3~5月頃の越前では、スナビクニンのはずれ的な位置づけで扱われる、少し気の毒なウバウオさんです。...
View Articleハナタツの幼魚
6月中旬から7月中旬にかけて、越前では1cmほどのハナタツの幼魚をしばしば見ることができます。 毎年観察できる場所ってほとんど同じなんですが。 何でですかね?? 丹念に海藻を見ていくと、『おっ~!』 と歓声をあげてしまいそうな小ささ。 そしてなんかすごい達成感を得られる魅力ある魚ですね。
View Articleハナタツ
最近までタツノオトシゴと普通に呼ばれていた魚、その名もハナタツ。 どうも私たちがよく見ているタツノオトシゴはハナタツのようで。。。 見分け方はというと、頭の上にある頂冠という突起が、著しく高いものをタツノオトシゴとして、頂冠がある程度高くて細長い角がたくさん生えているものをハナタツとしています。 でもどの程度が著しく高いのか? そうでないのか? う~ん、わかりづらい。...
View Articleサツキマス(アマゴ)の雌
アマゴの降海型、もしくは降湖型をサツキマスと呼んでます。 降海後1年で成熟し、5月頃に遡上を始める。この遡上の時期からサツキマスという名前が付きました。 遡上を開始したのち10~12月頃には源流部近くまでのぼり産卵します。 特徴としては 体長は大型化して35cm - 50cm程度 鼻曲がりになっている 銀毛化している サケに似ている...
View Articleカワヨシノボリ
日本固有種でもあるカワヨシノボリは、海に降りない純淡水魚で川の上・中流域で見ることができます。 しかし急流を好まないようで、比較的流れの緩やかなところに生息しているようです。 が、逆に流れのまったくない湖・池・沼などの止水域にはいないようですよ。 日本産ヨシノボリ属は、ゴクラクハゼ Rhinogobius giurinus (Rutter, 1897)、カワヨシノボリRhinogobius...
View Articleミサキスジハゼ (産卵)
転石や岩の裂け目などの奥の方に潜んでいるミサキスジハゼです。 極端に光を嫌がるので、いつも『あっ、いた!』と思ってもすぐに奥に逃げ込んでしまうので、なかなか写真には撮れません・・・ が、この時期産卵期みたいで、今日も産卵中につきせっせと卵を産みつけていましたよ。 これからの保育期も写真を撮るチャンスかも??? しばらくそっと経過観察してみます。...
View Articleヘラヤガラ
浅海の岩礁域やサンゴ礁域やサンゴ礁域などに普通に見られるヘラヤガラ。 細長い口が特徴で、その口で小魚や甲殻類などを捕食しています。 捕食するときは、なんと! 一気に吸い込むらしいよ。 体も細長く円筒形で、臀鰭と尾鰭が極端に後の方にあってなんか体のバランスが悪そうに見える・・・ 体色変化は著しく、沢庵のような橙黄色から暗褐色まで変化します。どちらのカラーもダイビング中にはよく見かけますよ。...
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